ハマス、トランプ氏当選で声明「我々の姿勢は米新政権の行動次第」
11月 07, 2024 20:22 Asia/Tokyo
ハマスは米大統領選でトランプ氏が当選したことをうけて声明を発表し、「我々の米新政権に対する姿勢は、パレスチナ国民に対してどう行動するか次第だ」としました。
【ParsToday西アジア】ハマスはこの中で、「トランプ氏の当選という米大統領選の結果をうけて、我々の米新政権に対する姿勢は、パレスチナ国民とその正当な権利・理念に対してどう行動するか次第であることを強調する」としました。その上で、「残念ながら、米歴代政権は1948年にパレスチナが占領されてから現在に至るまで、パレスチナ問題について負の姿勢を貫き、あらゆる分野でイスラエル占領政権の最大の支援国だった」としました。
また、「現在の(バイデン)米政権はイスラエルの戦争犯罪者を政治的・軍事的にかくまい、現代史上もっとも残酷なジェノサイドを続けさせている。そして、女性や子供、高齢者を含む数万人の我々の命を奪う共犯者となっている」としました。
続けて、「我々が求めるのは、イスラエルへの盲目的支持の終焉、ガザおよびヨルダン川西岸のパレスチナ国民へのジェノサイドと兄弟国レバノンへの侵攻を止めるための真剣な努力、イスラエルへの政治的・軍事的支援の中止、パレスチナ国家の正式承認である」としました。
そして、「米新政権は、パレスチナ国民がこれからもイスラエル占領政権に抵抗していくことを知るべきだ。自由、独立、エルサレムを首都としたパレスチナ国家樹立のための民族自決権を侵害するいかなる案も受け入れることはない」としました。