イラク人アナリスト:「我が国は独立国であるゆえ、米は自らの身の程を弁えるべき」
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イラク人政治アナリスト、ハイサム・アル=ハザーリ氏が、同国とイランの間の安全保障協定に対するアメリカの敵対的な姿勢を批判しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
8月 16, 2025 13:16 Asia/Tokyo
  • イラク人アナリスト、ハイサム・アル=ハザーリ氏;「米は自らの身の程を弁えるべき」
    イラク人アナリスト、ハイサム・アル=ハザーリ氏;「米は自らの身の程を弁えるべき」

イラク人政治アナリスト、ハイサム・アル=ハザーリ氏が、同国とイランの間の安全保障協定に対するアメリカの敵対的な姿勢を批判しました。

【ParsToday西アジア】イルナー通信によりますと、イラクの政治アナリスト、ハイサム・アル=ハザーリ氏は「イラクは完全な国家主権を有し、外交関係において何物にも隷属しない自由な国であって、いかなる政治勢力、特に米国からの保護など受けていない」とし、「米国は、人民動員軍(ハシャドアルシャビ)法への反対やイランとの安全保障協定への反対など、イラク問題への干渉において超えてはならない境界線を明らかに超えている」とコメントしています。

また「アメリカは自らの身の程を弁え、イラク国民や他の国々に対する覇権追求を止めるべきだ」と強調しました。

さらに「一極主義の時代は終わり、我々は今や多極化した世界に生きている。イランとイラクの安全保障協定に反対する米国務省の姿勢は全く受け入れられない」と指摘するとともに、「イラクは独立した主権国家であり、外交関係において自由であり何物にも隷属しない。だからこそ、米国は威圧的な態度を止めるべきだ」と強調しています。

アメリカ国務省報道官が今月12日、イラン・イラクの間で署名された安全保障協定に反対を表明したことは注目すべきものです。また今月11日には、イラン国家安全保障最高評議会のアリー・ラーリージャーニ書記とイラクの国家安全保障顧問のカセム・アル・アラジ氏によって、イラク首相の立ち会いのもと両国間の安全保障協定が調印されています。

 


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