抵抗が揶揄：イスラエルの戦車が「X」でオークションに

ガザ地区出身の10代のパレスチナ人少年が、シオニスト政権イスラエル軍の戦車の映像付きで、これをオークションにかけるというユーモラスな宣伝を投稿しました。

ガザ出身のこの10代の若者は「X」内の自らのページに、停戦宣言後にガザに残された戦車の映像を投稿しました。

【ParsToday西アジア】ファールス通信によりますと、この若者は戦車の販売業者を装い、ユーモラスかつ皮肉たっぷりに「この戦車を鹵獲しました。販売します。技術的には問題がなく、オリーブ色で、サンルーフ付きです」と宣伝しています。

そして、イスラエルの敗北及び、シオニストが彼の住む土地から去ったことへの喜びを表現し「この動画をネタニヤフ・イスラエル首相に送ってください」と付け加えました。

あるアラブ人ユーザーはユーモアを交えてこの「広告」に反応し、「これを爆破して無力化した英雄たちの手を神が守ってくれますように」と投稿しています。

また別の投稿者はガザ市民の不屈の精神についてコメントし、このパレスチナ人少年の行動について「彼ら（ガザの人々）はいつも我々をよい意味で驚かせてくれる。本当に、彼らは最も強い人々だ」と書き込みました。

さらに別のユーザーは、ガザの様子を撮影した以下の動画を投稿し、その口実として「ここは戦車の墓場、男らしさの工場、これがガザだ。極寒の中で彼が履いていたサンダルを見たか？（しかもそれで）最強のシオニスト戦車をオークションにかけている！これがガザの若人なのだ。サンダルでネタニヤフの頭を踏みつけている！」と描写しています。

あるユーザーは、破壊されたイスラエル軍の戦車の瓦礫の中で掲げられた抵抗とパレスチナ国旗を、このように表示しました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。