サウジアラビア、イエメンへの空爆でクラスター爆弾を使用
7月 22, 2016 19:19 Asia/Tokyo
サウジアラビアの戦闘機が、停戦に違反し、イエメンへの攻撃を続ける中、再び、クラスター爆弾を使用しました。
レバノン・アルマヤーディンテレビが、22日金曜、伝えたところによりますと、サウジアラビアが率いる連合軍の戦闘機は、イエメン北西部ハッジャをクラスター爆弾で攻撃しました。
これ以前にも、サウジアラビアの戦闘機は、イエメンの各地に対する攻撃でクラスター爆弾を使用し、多数のイエメン人を殺害しました。
21日木曜にも、イエメン北部のジャウフに対する攻撃で、5名が死亡、多数が負傷しました。
こうした中、イエメンのニュースチャンネル、アルマシーラは、22日未明、イエメン南部のアデンにある国際空港で爆発が発生し、銃撃戦があったことを明らかにしました。
イエメンの政府軍と義勇兵も、サウジアラビアによる停戦違反に対し、ナジュランのサウジ部隊を弾道ミサイルで攻撃しました。
この他、イエメンの国境地帯で、サウジアラビアとの衝突が続いていると伝えられています。