ロシアが日本提案のシリア関連決議案に拒否権を行使
11月 18, 2017 20:19 Asia/Tokyo
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国連安保理
ロシアが国連安保理で、日本が提案したシリア問題に関する決議案に対し、拒否権を行使しました。
今回日本が提案した決議案は、シリアにおける化学兵器使用について調査する、国連と化学兵器禁止機関による共同委員会の任期の1ヶ月の延長を求めるものでした。
ロシア外務省は17日金曜、この決議案に拒否権を行使する前に声明を発表し、アメリカは、この調査委員会を、自国の政治的な目的の推進のために利用しているとしました。
ロシアは16日木曜にも、シリア北西部ハンシェイフンの化学兵器攻撃に関する共同委員会の任期の1年延長を求めるアメリカの決議案に拒否権を行使しました。
ロシアが国連安保理でシリア関連の決議案の採択を防ぐために拒否権を行使するのは、2011年、シリア危機の開始から数えて今回で11回目となります。
4月4日にシリア・イドリブ南部のハンシェイフンに対して行われた疑惑の化学兵器攻撃で、100人以上が死亡、およそ400人が負傷しました。
この攻撃の後、アメリカが主導する西側とアラブ諸国のテロ支援勢力は、多くの行動により、ハンシェイフンの攻撃はシリア政府が関与しているとしましたが、シリア政府は繰り返し、断固とした形でこの疑惑を否定しています。
公式報告によりますと、テロ組織は、シリアとイラクで繰り返し化学兵器を使用しているということです。
シリア危機は、2011年、地域のバランスをシオニスト政権イスラエルに有利な形に変えるための、サウジアラビア、アメリカなどの支援を受けたテロ組織の大規模な攻撃により始まりました。
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