イエメンがサウジアラムコの施設をミサイルで攻撃
9月 05, 2018 19:17 Asia/Tokyo
イエメンのミサイル部隊と人民委員会が、サウジアラビア南部にある石油企業サウジアラムコの製油所や工場を数回にわたり攻撃しました。
アルアーラムチャンネルによりますと、イエメンの人民委員会とミサイル部隊は、「4日火曜夜、国産のミサイル4発を発射し、サウジアラビア南部ジザン州のサウジアラムコの製油所を攻撃した」と発表しました。
イエメンの人民委員会とミサイル部隊は、3日月曜夜にも、ジザン州のサウジアラムコの施設を攻撃していました。
これ以前に、イエメン軍の報道官は、「侵略者の経済的な拠点は、イエメンに対する侵略と封鎖が続く限り、ミサイル攻撃を受けることになる」と強調していました。
イエメン軍や人民委員会の防衛力は、サウジアラビアによる一方的な封鎖の中にありながら、日々強化しています。
サウジアラビアはアメリカ、アラブ首長国連邦やその他数カ国の支援を受け、2015年3月からイエメンに対する軍事侵攻と全面的な封鎖を行っています。
これらの国のイエメンにおける侵略行為の中で、1万4千人が死亡、数万人が負傷し、数百万人が難民化しています。
また、サウジアラビアの軍事侵攻により、イエメンは深刻な食料や医薬品の不足に直面しています。
サウジアラビアとその同盟国は、これまでに、人々の抵抗により傀儡政権を樹立する目的が果たせていません。
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