サウジアラビア王族がカショギ氏の拘束・殺害の指示を発出か
10月 29, 2018 20:11 Asia/Tokyo
フランスの週刊誌L'EXPRESSが、記事の中で、イギリスの情報機関が、サウジアラビアの王族の一人が、体制批判的なジャーナリスト、カショギ氏の拘束と殺害の指示を出したことをつかんでいたとしました。
L'EXPRESSが28日日曜に伝えたところによりますと、イギリスの政府通信本部は、サウジアラビアの情報機関の職員の会話を盗聴し、サウジアラビアの王族の一人が、カショギ氏の拘束の指示を出したという情報を得ていました。
この報道によりますと、この王族は、必要な場合、カショギに対して更なる対処をとるよう支持していました。
カショギ氏は、今月2日、トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館に入った後、行方がわからなくなっていました。
サウジアラビア政府は、その18日後、国際的な圧力を受けて、カショギ氏が総領事館の内部で死亡したことを認めましたが、同氏が殴り合いの中で死亡したと主張しました。
各国の関係者や国際機関の多くが、サウジアラビアの主張は根拠がないとしています。
ムハンマド皇太子など、サウジアラビアの政府高官が、カショギ氏の殺害事件に関与したとして非難されています。
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