2つの国際人権団体が、サウジでの人権活動家に対する拷問を批判
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サウジアラビアの刑務所
国際人権団体アムネスティ・インターナショナル、およびヒューマンライツウォッチが、サウジアラビアの刑務所に多数の人権活動家が収監され、拷問を受けていることを批判しました。
イルナー通信によりますと、アムネスティ・インターナショナルとヒューマンライツウォッチは20日火曜、今年5月以降サウジアラビアの刑務所に収監されている複数の女性を含む、人権活動家らに対する性的暴力や拷問を理由にサウジアラビアを非難しました。
アムネスティ・インターナショナルは、「当組織が過去に聞き取り調査を行った3名の人物は、サウジ当局による収監者の一部が、電気ショックや鞭打ちなどの拷問を受けていると供述している」と表明しました。
これらの証言者は、「こうした拷問が非常に激しいものであったため、自分たちはいまや歩行困難となっている」と話しています。
ヒューマンライツ・ウォッチも、これに関連した声明の中で情報筋の話として、「女性収監者のうち、少なくとも3名は、サウジ当局による取調べの際に拷問を受けた」としました。
この2つの人権団体はいずれも、これらの人々がサウジアラビア当局により強姦された事実を確認しています。
この2団体はまた、現在までに何度もサウジアラビアにおける人権活動家の処刑や収監、言論の自由の弾圧を批判してきました。
統計上、サウジアラビアでの政治犯の収監者数は3万人に達しており、これは独裁的な政権(サウード王家)が国民に対し、いかに監視の目を徹底させているかを物語っています。
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