視点;ストックホルムでの和平交渉によるイエメン・シーア派組織の2つの政治的な成果
12月 15, 2018 14:37 Asia/Tokyo
今月6日からイエメンの各勢力の代表が出席してスウェーデン・ストックホルム郊外で始まった、4回目のイエメン和平交渉が13日木曜、同国西部フダイダ州での停戦、および相互での捕虜交換をめぐり、まずは合意に達し、終了しました。
次回のこの和平交渉は、国連監視下のもとで来年1月に実施される予定です。
イラン人アナリストのセイエドアフガヒー氏は、イエメン・シーア派組織アンサーロッラー(フーシ派)から見た同国の各勢力間の合意について、「この合意は、アンサーロッラーにとって政治的な勝利といえる」として、次のように語りました。
「国連がアンサーロッラーに対し和平交渉を呼びかけた際、重要なしるしはイエメン国内の戦略的地域を管轄下におく、同国の幅広い社会分野の代表者を正式に認めたことにあった。
また、今回の合意におけるアンサーロッラーにとってのもう1つの勝利は人的な問題である。イエメン西部フダイダ州では停戦が成立し、この都市の民兵隊は、双方の軍隊が撤退した後、国内の治安の管理を担う事になる」
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/
タグ