米主導有志連合軍、「シリアとイラクで民間人1321人を殺害」
7月 27, 2019 13:21 Asia/Tokyo
テロ組織ISISへの対抗を目的とした、アメリカ主導国際有志連合軍が報告の中で、シリアとイラクにおける同連合軍の攻撃でこれまでに1321人の民間人が死亡している事実を認めました。
しかし、アルアーラム・チャンネルによりますと、英ロンドンを拠点にソーシャルメディアや目撃者の報告などを用いて、データをまとめている監視団体エアウォーズの調査では、イラクとシリアでは有志連合軍の空爆で死亡した民間人は7900人にのぼるとしています。
アメリカは近年、テロ組織の制圧を口実に何度もシリアやイラクで民間人を標的とした攻撃を展開しています。
アメリカ主導の有志連合軍は、2014年8月~19年6月末にイラクとシリアに対し3万4500回以上の空爆を行っています。
この有志連合軍はアメリカの前オバマ政権時代に、イラクとシリアに潜伏するテロリスト制圧を大義名分として結成されました。
正式な報告によりますと、ISISを初めテロ組織の結成者、そしてこれらの組織に対する主な資金・武器支援国はアメリカ及び同国に同盟する西側・アラブ諸国とされています。
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