イスラエル人権NGO、「イスラエル軍はガザ地区での抗議者を意図的に殺害」
https://parstoday.ir/ja/news/west_asia-i54618
シオニスト政権イスラエルの人権団体、B'Tselemが報告の中で、「イスラエル軍は、理由もなく意図的に、ガザ国境付近での祖国帰還の権利をアピールする平和的なデモへの参加者を殺害している」と表明しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
7月 28, 2019 14:16 Asia/Tokyo
  • イスラエルによるパレスチナ人抗議者への攻撃
    イスラエルによるパレスチナ人抗議者への攻撃

シオニスト政権イスラエルの人権団体、B'Tselemが報告の中で、「イスラエル軍は、理由もなく意図的に、ガザ国境付近での祖国帰還の権利をアピールする平和的なデモへの参加者を殺害している」と表明しました。

パレスチナの人権情報センターによりますと、 B'Tselemは報告の中で、「ガザ地区国境におけるシオニスト政権軍が理由もなく、かつ違法に銃撃を行っている結果、数百人のパレスチナ人が殺害されているが、こうした発砲や銃撃はイスラエル高等裁判所の承認により実施されている」と表明しています。

この人権センターはまた、「イスラエルの公式な組織団体の大半が、ガザ国境でパレスチナ人抗議者らの多くが正当な理由や説明なしに殺害されている事実を認知していると表明している」としました。

さらに、「イスラエル軍は、パレスチナ人の生命を全く無価値なものとして扱い、過去1年間で祖国帰還デモに参加した300人以上のパレスチナ人を銃殺している。そのうち少なくとも37人が子供であり、ほか数千人が負傷している」と表明しています。

また、「イスラエルの公式な組織団体は、イスラエル政府関係者と現実との間に大きな隔たりがあることを熟知している」としました。

そして、「イスラエル軍は、依然として誤った一か八か的な方法を踏襲している。彼らはあたかもパレスチナ人を人間ではなく、銃弾により死傷させられるべきものかのように扱い、またパレスチナ人家族が恒久的に離散させられ、彼らの生活は失われてしかるべきだと考えている」と表明しています。

祖国帰還の権利をアピールする平和的なデモ行進は、昨年3月30日の土地の日にちなんでガザ地区にて開始され、現在も継続されています。

この抗議行進において、少なくとも300人のパレスチナ人がイスラエル軍の銃撃により殉教したほか、数千人が負傷しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

http://youtube.com

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283