イラク、首都に平穏が戻る
(last modified Fri, 04 Oct 2019 18:47:03 GMT )
10月 05, 2019 03:47 Asia/Tokyo
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    イラクの首都に平穏が戻る

情報筋が、イラクの首都バグダッド各地が概ね平穏な状態にあることを明らかにしました。

イラクのメディア、スメリア・ニュースは、「4日金曜午前から治安部隊が配備され、バグダッド市内の各通りには抗議者は見られず、地域は平常状態に戻った」と報じました。

バグダッドを初めイラクの一部州では過去何日かに渡って、公共サービスや失業への不満、行政の腐敗・汚職に抗議するデモが開催されていました。

これらの抗議行動の中で抗議者と治安部隊の双方に大勢の死傷者が出ています。

イラク政府と抗議者の間で対話が始まるのと同時に、複数の州では往来禁止令が発令されました。

同国アブドルマハディ首相は4日午前、テレビに生出演し、「政府は国民の合法的な要求を検討する」と呼びかけました。

こうした中、複数の証拠や証言から、バグダッドにおける過去数日間の抗議行動は市民による自発的なものではなく、外国がその形成に関与していたことが判明しています。

伝えられるところでは、ツイッターに投稿されたイラク国内のデモ関連のメッセージの実に79%が、サウジアラビアのユーザーによるものでした。

イラクイスラム運動の責任者の1人、ホサイン・アルアサディ氏はレバノンのアルマヤーディン・テレビのインタビューで、「米政府は、イラクのアブドルマハディ政権の政策への不満を理由に、最近の情勢不安に関与している」と指摘しました。

 

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