シリア大統領、「テロとの戦いは、アメリカへの対抗の前段」
(last modified Mon, 16 Dec 2019 11:36:19 GMT )
12月 16, 2019 20:36 Asia/Tokyo
  • シリア アサド大統領
    シリア アサド大統領

シリアのアサド大統領が、テロリストとの戦いは、シリアにおける米国の違法な駐留に対抗する前段だとしました。

アサド大統領は、16日月曜に発表された、香港に拠点を置く中国語圏向けの総合番組チャンネル・フェニックスのインタビューに応じ、「シリアによるテロとの戦いは米国の駐留を弱体化させた。米国に支配されるシリアの各グループを、国内全域の解放に向けたシリア政府の努力へと同調させるものだ」と語りました。

また、「米国はシリアの石油を搾取し、それをトルコに売却している」と指摘し、「トルコは過去に、テロ組織ISISやヌスラ戦線と、そして現在では米国と協力してシリアの石油の窃盗と売却に直接関与している」と非難しました。

アサド大統領はさらに、中国が提唱する「一帯一路」構想に触れ、「この計画は、国際関係レベルにおける戦略的な変化だ。覇権獲得に向けた努力ではなく、共通の利益や協力を標榜する形で考案されている」との見解を表明しました。

 

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