ゴーン被告の逃亡を助けた容疑で、トルコで5人を拘束
1月 05, 2020 23:16 Asia/Tokyo
トルコの警察が、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)のレバノン逃亡にかかわった疑いで、5人の身柄を拘束しました。
トルコ・アナトリア通信によりますと、トルコの司法筋は、同国の警察がゴーン被告のレバノンへの逃亡を助けた疑いで、5人の身柄を拘束したことを明らかにしています。
司法当局の発表では、これらの人物は人身売買の罪に問われているということです。
今月2日にも、トルコではこの問題に関して前会長を運んだプライベートジェットのパイロットら5人を逮捕しました。
今回の逮捕手続きは、トルコ・イスタンブールの検察庁がゴーン氏のイスタンブール空港経由でのレバノン・ベイルートへの逃亡に関する捜査を開始した後に始まりました。
この捜査では、大阪の空港とイスタンブール空港からのゴーン氏の乗った2つの便が捜査されています。
大阪発の便は先月29日朝5時15分にイスタンブール空港に着陸し、同月30日の朝6時に同空港をベイルートに向かって離陸しています。
ゴーン被告は金融商品取引法違反と会社法違反の罪で逮捕されたものの、保釈されました。
ゴーン氏の解任により、フランスの証券取引所でのルノー社の株価は大きく下落しています。
ゴーン氏は数日前に日本を密出国し、レバノンに逃亡したものの、その方法に関してはまだ完全に明らかになっていません。
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