アメリカが、アサド空軍基地の被害の全容開示を阻止
1月 09, 2020 06:34 Asia/Tokyo
アメリカが、8日攻撃されたイラク・アサド空軍基地の人的・物的被害に関し、情報が洩れることを恐れて、イラク情報要員が基地内に立ち入ることを妨げています。
レバノンのニュースサイト・アルアヘドによりますと、イラク治安筋は8日水曜未明のイランによるミサイル作戦の後、イラク西部アンバール州のアサド空軍基地に駐留する米軍はイラク情報要員が基地に接近、立ち入ることを禁じているということです。
イランイスラム革命防衛隊は8日、今月3日にイラクで発生した同防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官およびイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官の暗殺を強行した米国への報復として、イラク西部にあるアサド米空軍基地を数十発のミサイルで攻撃しました。
イスラム革命防衛隊内の情報筋は、同防衛隊による激しい報復攻撃により、少なくとも80人の米軍テロリストが死亡、他およそ200人が負傷したことを明らかにしました。
この情報筋はまた、「アサド空軍基地の重要な20カ所に我が防衛隊のミサイルが命中。基地内に配備されている米無人機や軍用ヘリの相当数が破壊された」と表明しています。
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