シリア北部イドリブ州50%がテロ組織の占領から解放
2月 10, 2020 21:09 Asia/Tokyo
シリア北部イドリブ州のおよそ50%が、同国政府軍の作戦によってテロ組織の占領から解放されました。
シリアのニュースチャンネル・アルアフバーリヤが9日日曜、報じたところによりますと、「シリア政府軍は、イドリブ州でのテロ掃討作戦で、同州の50%をテロ組織から奪還することに成功した」ということです。
イドリブ州は、シリアにおけるテロ組織の最後の拠点とされています。
シリア危機は2011年、サウジアラビアや米国、またこれらの同盟国の支援を得たテロ組織が、地域のパワーバランスをシオニスト政権イスラエルの有利に変える目的で大規模な攻撃を仕掛けて始まりました。
シリア軍はロシアの支援を背景に、またイランの軍事顧問の助けを借りて、同国からテロ組織ISISを掃討することに成功しました。現在、ISIS以外のテロ組織も一掃されつつあります。
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