トルコ大統領が、シリア北部イドリブへのトルコ軍駐留継続に言及
2月 22, 2020 22:20 Asia/Tokyo
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トルコのエルドアン大統領
トルコのエルドアン大統領が再び脅迫的な発言を行い、シリア北部イドリブ州へのトルコ軍駐留継続を強調しました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、エルドアン大統領は「トルコ軍は、シリア北西部イドリブから決して撤退しない。ロシアのプーチン大統領ともこの件について協議する」と述べました。
こうした中、トルコのアカル国防相は21日金曜、内政干渉的な発言を行い、「シリアからトルコ軍が撤退するのは、トルコでの選挙後にはじめて可能となる」と語りました。
この発言と同時に、トルコ軍は改めてイドリブへの最新鋭の軍備を輸送しています。
シリアはおよそ2ヶ月前からイドリブに残るテロ組織の掃討作戦を開始しており、これまでに大きな成果を見せています。
しかし、トルコはこの作戦に反発し、テロ対策を口実にシリア領の一部を占領状態に置いています。
トルコによる行動は、ロシア政府関係者から否定的に受け止められています。
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