イラク・カルバラーで、シーア派追悼行事が開催
8月 30, 2020 18:58 Asia/Tokyo
イラク南部・カルバラーで30日日曜、市民らが衛生プロトコルを厳守しつつ、シーア派3代目イマーム・ホサインの殉教を悼む儀式を開催しました。
イラク保健省の命令により、カルバラーでの追悼儀式への参加者らは30日、マスクの着用および社会的距離の維持を厳守した上で、行事に参加しています。
イマーム・ホサインの殉教記念日の前日に当たる29日土曜には、この人物を祀った霊廟に25万人が出向きました。
なお、イマーム・ホサインの霊廟は新型コロナウイルスの蔓延により、6ヶ月間立ち入り禁止となっていました。
さらに、イエメンでも数千人がイマーム・ホサインの殉教日であるアーシュラーの日にちなんで、首都サヌアや北部サアダ州などで追悼行事を実施しています。
イマーム・ホサインは、西暦680年に当たるイスラム暦61年モハッラム月10日、イラク・カルバラーにて当時のウマイヤ朝の暴君ヤズィードの軍勢と戦い、殉教し、その類まれな自己献身により、全世界の人々に「他者に隷属しない自由」そして「尊厳」という偉大な教訓を残しています。
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