イスラエル刑務所に収監されたパレスチナ人捕虜が殉教 医療不徹底が原因
9月 03, 2020 17:23 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルの刑務所に収監されていたパレスチナ人の捕虜1名が、医療サービスの不徹底により殉教しました。
シャハーブ通信によりますと、パレスチナの捕虜問題委員会は、「パレスチナ・ヨルダン川西岸・ラーマッラ付近にあるイスラエルの刑務所に18年収監されていたダウド・タルアト・アルハティブ氏が、同所内で心蔵発作を起こし、殉教した」と発表しました。
アルハティブ氏は、2017年にも刑務所内で心臓発作を起こしましたが、このときは事なきを得ています。同氏は今年11月に刑期を終えることになっていました。
パレスチナ捕虜情報センターは、アルハティブ氏の殉教の責任は、完全にシオニスト政権にあるとし、「アルハティブ氏の殉教により、イスラエルの各刑務所内の状況は緊迫化している、としています。
パレスチナイスラム抵抗運動ハマスも、シオニスト政権の刑務所に収監されているパレスチナ人が劣悪な状態に置かれているとし、「殉教したアルハティブ氏は、収監中十分に医療サービスを受けられず、最終的に殉教した」と表明しました。
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