パレスチナ抵抗勢力が、米・イスラエルの陰謀との闘いを強調
9月 17, 2020 17:57 Asia/Tokyo
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パレスチナのイスラム聖戦機構とイスラム抵抗運動ハマス
パレスチナのイスラム聖戦機構とイスラム抵抗運動ハマスの幹部らが重大会合を行い、アメリカとシオニスト政権イスラエルがパレスチナ問題において企む陰謀に立ち向かっていくことを強調しました。
ファールス通信によりますと、イスラム聖戦機構とイスラム抵抗運動ハマスは、レバノンのベイルートにおいて、この2週間で2回目となる会合を行いました。
イスラム聖戦機構は声明で、同機構のナハラ事務総長が幹部とともに、ハニヤ政治局長の率いるハマス幹部の使節団を迎え入れたと発表しました。
ナハラ事務総長は16日水曜夜、バーレーンとUAEアラブ首長国連邦がアメリカにおいて、シオニスト政権イスラエルとの外交関係正常化合意書に署名したことに言及し、「抵抗は、パレスチナ国民の占領者シオニストに対する選択である」と述べました。
バーレーンとUAEの外相は15日火曜、パレスチナ国民の理念を裏切る形で、米ホワイトハウスにてトランプ米大統領立会いのもと、シオニスト政権との外交関係正常化合意書に署名しました。
ガザ地区の中心部や北部でシオニスト政権の戦闘機による抵抗勢力の拠点への空爆が行われてほどない16日、ハマス傘下の組織カッサム旅団も声明を発表し、「抵抗勢力は、攻撃には等価の攻撃という定めに基づき、あらゆるシオニスト占領者政権の侵略にも報復するだろう」と強調しました。
また続けて、シオニスト政権に対し「攻撃には、その侵略行為と同じだけの直接的な攻撃で返答する」と警告しました。
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