テロリスト数千人がトルコからシリア北部に流入
4月 22, 2016 20:03 Asia/Tokyo
シリア首相が、数千人のテロリストがトルコからシリア北部に入ったとしました。
シリアのハルキ首相は、21日木曜、ロシア・スプートニクのインタビューで、シリアのテロ組織を支援するトルコの行動を批判し、1週間前、テロリスト5千人がトルコからシリア北部のアレッポや北西部のイドリブに入ったとしました。
ハルキ首相はまた、今回のジュネーブのシリア和平協議について、「反体制派の使節団は今回の協議の参加を見送っているが、シリアは今回の協議が失敗だったとは考えていない」と語りました。
さらに、サウジアラビアの支持を受けている反体制派の使節団は、反体制派の側からジュネーブ和平協議に参加する唯一の代表というわけではなく、そのほかの反体制派の使節団はこの協議に参加していると強調しました。
こうした中、シリアのムアレム外務大臣は、22日金曜、トルコなどの一部の国が、新型兵器をテロリストに提供しているとしました。
シリア危機は2011年から、アメリカや、サウジアラビア、カタール、トルコなどのアメリカの同盟国の支援を受けたテロ組織の大規模な攻撃により、シリアの現政権を転覆する目的で始まりました。
タグ