バーレーンで、2月14日革命10周年記念に際し逮捕取締りが強化
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2月14日革命10周年記念
バーレーンのある人権センターが、同国での民主化を目指しての2月14日革命10周年記念日に際し、逮捕取締りが拡大していることを明らかにしました。
アルアーラム・チャンネルによりますと、バーレーンの民主主義・人権研究所BIRDは12日金曜、「国内で、2月14日革命記念10周年を前に、少なくとも大人18人、幼児および青少年11人が逮捕された」と表明しています。
この報告ではまた、これらの子供たちのほとんどは1週間拘留されており、これらの措置の目的は、バーレーン革命10周年の大規模なデモを防ぐことであると思われます。
アラビア語サイトのアラビー21によりますと、バーレーンの責任者は同日、「13歳の少年2名は、法廷審問が行われるまで児童鑑別所に拘留されており、まもなく適切な法的措置が取られる予定だ」と表明しました。
さらに、バーレーンの法律医務所も、「わが国の責任者らは2月14日以前に、国内でも特にシーア派教徒が居住する村落に、多数の治安部隊を配備している」としています。
また、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも声明を発表し、「バーレーンでの人気革命の10年後、標的を絞った弾圧が増加し、政治的抑圧は、平和的な行動と表現の自由の権利を実質的に妨げている」としました。
バーレーンでは2011年2月14日以来、同国のハリーファ政権に対する国民の抗議運動が開始されています。
しかし、この期間中に同国では市民1万1000人以上が根拠の理由により逮捕され、また他多数の市民が国籍を剥奪されています。
バーレーン国民は、民主政権の樹立、差別廃止、公正や自由の確立をも求めています。
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