イスラエル軍のアクサ―・モスク攻撃への反応続く
シオニスト政権イスラエルの軍によるアクサ―・モスクへの攻撃に対し、非難の嵐と西アジア地域での反応が続いています。
占領下にある聖地ベイトルモガッダス・エルサレムでの、7日金曜に起きたシオニスト政権イスラエル軍によるアクサ―・モスク内パレスチナ人礼拝者への攻撃、およびシェイフ・ジャッラーフ地区に避難した人々への弾圧の結果、同地ではパレスチナ人2人が殉教し、さらに205人が負傷しました。
同日には、多くのパレスチナ人市民もシオニスト軍によって逮捕されています。
今回のシオニスト軍によるパレスチナ人礼拝者や聖地住民への攻撃を受け、パレスチナの各抵抗グループの指導者らはシオニスト政権に対し、「イスラエルはほどなく自分の残忍な行為の報復を受けるだろう」と警告しました。
パレスチナ自治政府のアッバース議長は、今回のシオニストの侵略行為に反応し、国際機関での緊急会議開催を要請しました。
イラン、イラク、トルコ、オマーン、レバノン、パキスタン、カタールは8日土曜、それぞれ声明を発表し、シオニスト政権軍によるアクサ―・モスクへの攻撃を非難しました。
国連人権高等弁務官も、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムからのパレスチナ人の追放はシオニスト政権イスラエルによる戦争犯罪とみなされると強調し、このような行為を停止するよう求めました。
スコットランドのニコラ・スタージョン首相も、シオニスト軍によるパレスチナ人礼拝者への攻撃を国際法違反だとして、地域での暴力を早急に終わらせるよう求めました。
シオニスト政権のパレスチナ人に対する暴力行為への非難にもかかわらず、イスラエルの政党イェシュ・アティッドの指導者で現在組閣責務者となっているラピド元財務相は8日、ツイッターにメッセージを投稿し、その中でパレスチナ人組織をテロリストと呼んで、「彼らにイスラエルを脅迫させはしない」と主張しました。
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