イエメンの子どもたちが、サウジ主導連合軍の犯罪への国連の沈黙に対し抗議デモ
6月 23, 2021 19:03 Asia/Tokyo
イエメンの子どもたちが首都サナアで抗議デモを行い、サウジアラビア主導のアラブ連合の行う犯罪行為や侵略に対して国連が沈黙していることを非難しました。
IRIB通信によりますと、イエメンの子どもたちは22日火曜、この抗議デモで、サウジアラビア主導アラブ連合の行う空爆により殉教・負傷した子どもの写真を手にして、「国連は金のために、イエメンの子どもたちの権利を侵害する行為に目をつぶっている」としました。
また、国連のグテーレス事務総長がアラブ連合の名を、子どもたちの人権侵害を行う国・団体のブラックリストから除外したことに触れ、「国連は、彼らの沈黙の陰で行われているイエメンの子どもたちへのあらゆる犯罪行為に加担していることになる」と指摘しました。
イエメンの子どもたちは、アラブ連合による侵略の一番の犠牲者です。
イエメン保健省はこれ以前に、「年間少なくとも10万人の国内の子どもたちが、戦争、封鎖、栄養失調、必要とする医薬品の不足によって、その命を失っている」と発表しています。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他数カ国の支持を受け、また国連の沈黙も笠に着て、2015年3月からイエメンへの侵略を開始し、同国を封鎖しています。
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