サウジ主導アラブ連合の新たなイエメン攻撃;24時間で20人死傷
7月 01, 2021 18:58 Asia/Tokyo
イエメン北西部サアダ県の各地で行われたサウジ主導アラブ連合の攻撃により、24時間で民間人20人が死傷しました。
イエメンのアルマシーラ・テレビによりますと、サウジ主導アラブ連合は1日木曜、サアダ県の国境近くで新たな犯罪行為を行い、その結果、民間人2人が死亡、6人が負傷しました。
サウジアラビアとの国境がある同県のシャダー地区でも、アラブ連合によるミサイルや砲弾の攻撃を受け、民間人2人が負傷しました。
昨日から今日にかけてのこれらの攻撃によって、イエメンでは民間人約20人が死傷しており、負傷者のうちの一部は、激しい外傷を受け重体となっています。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他数か国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を全面的に封鎖しています。
サウジアラビアとその同盟国が起こす戦闘により、イエメンではこれまでに1万6000人以上が死亡、数万人が負傷し、何百万人もの人々が住む家を失っています。
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