米関係者らが、対ISIS戦を口実にしたシリア民間人殺害を認める
12月 13, 2021 15:46 Asia/Tokyo
-
シリアでのアメリカ軍
現役および以前のアメリカ軍・情報機関関係者らが、テロ組織ISISとの戦いを口実にしてシリア民間人を殺害したことを認めました。
現在および過去のアメリカ軍や情報機関関係者らは、米紙ニューヨークタイムズに対し、「対ISIS作戦を行うためにシリアにいた米軍のある潜伏部隊が、シリア民間人を繰り返し殺害していた」と語りました、
この記事によれば、タロン・アンビルと呼ばれる特別秘密部隊は2014年から2019年の期間に、ISISの暗殺決行隊に対する活動を行っていました。しかしこの米軍潜伏部隊は、収穫作業をしていた農民、道を渡ろうとしていた子どもたち、逃げ惑う家族連れ、建物内に避難していた村人といった民間人を相手に、幾度となく殺害行為を行いました。
2016年から2018年にかけてこの部隊に所属していたある元米空軍情報士官は、「彼らは残酷なやり方を熟知し、良く任務をこなした。しかし、褒められない攻撃も数多く行った」と述べています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ