西側諸国による全面的な対ISIS支援が露呈
(last modified Sun, 02 Jan 2022 08:24:37 GMT )
1月 02, 2022 17:24 Asia/Tokyo
  • 西側諸国による全面的な対ISIS支援が露呈
    西側諸国による全面的な対ISIS支援が露呈

イラクの政党幹部が、西側諸国によるテロ組織ISISへの支援が見て取れると述べました。

イラクのクルド社会民主党のモハンマド・ハージー・マフムード代表は、同国東部スレイマニヤでイランの国際放送サハル・チャンネルのインタビューに答え、「アメリカは2014年に、ドイツ、フランス、イタリアなどの同盟国の支援により、最新技術で製造された最新鋭の兵器をISISへ提供した」と述べました。

その上で、「旧サッダーム政権の崩壊後、イラク政府が石油を売るのに14年、クルド自治政府は12年かかった。しかしISISは、自身を生み出した欧米諸国の支援を得て、わずか3日でイラクの石油をトルコなどの国に売っていた」としました。

同代表はまた、「イランは、ISISのイラク北部モスル接近とそれによるクルド地域住民への危険性について、同地域の責任者よりも早く気づいていた」とし、「イランおよび故ソレイマーニー司令官、そしてその同志たちは、クルド地域への支援に駆け付け、ISISによる犯罪の危険を同地域から遠ざけた最初で唯一の国だった」と述べました。


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