アラブ連合軍のイエメン首都空爆で、数十人が死傷
1月 18, 2022 17:49 Asia/Tokyo
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アラブ連合軍のイエメン首都空爆
イエメン首都サヌアに対する、サウジアラビア主導アラブ連合軍の空爆で、女性や子どもを含む数十人が死傷しました。
アラブ連合軍の複数の戦闘機が17日月曜夜、サヌア近郊地域を爆撃し、これにより女性や子どもを含む12人が死亡、ほか11人が負傷しました。
この報告によりますと、この攻撃の犠牲者を瓦礫の下から見つけ出すための捜索が進行中であり、攻撃の続行により救援活動の進捗は遅々としています。
フセイン・アル=アムリー ・イエメン外務次官は侵略者から国民を守ることを強調しました。
17日午前中には、イエメンの政府軍と義勇軍によるUAEアラブ首長国連邦へのロケット弾発射と無人機攻撃につづいて、UAEアブダビ国際空港内および、同地の石油貯蔵庫の近辺でそれぞれ爆発が発生し、これにより3人が死亡、6人が負傷しています。
UAEは最近、イエメンへの攻撃を強化し、同国シャブワ県を攻撃するためにサラフィー派や、タクフィール派、ISISなどのテロ組織で構成された、自らが指揮する部隊を派遣しました。
サウジアラビアは、米国、UAE、その他のいくつかの国の支援を受けて2015年3月以来、イエメンへの軍事侵攻と陸、海、空からの全面封鎖を開始しました。
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