シリア外相、「アメリカのシリア駐留は違法」
2月 24, 2022 20:04 Asia/Tokyo
シリアのメクダド外相は、同国における米軍の違法な駐留を終わらせることを求めました。
米軍やそれと関係を持つテロ集団は、長年にわたりシリア北・東部に違法に駐留しています。これらの勢力は同国の石油資源や穀物を強奪するだけでなく、シリア国民や軍に対しても攻撃を行っています。
国際通信イランプレスによりますと、シリアのメクダド外相は23日水曜のテレビインタビューで、米軍のシリア駐留は違法であることを強調した上で、米軍は速やかにシリアから撤退すべきと述べました。
レバノンのテレビ局「アルマヤーディーン」は先頃、シリア国内の米軍基地でテロ組織・ISISのメンバーが米軍から軍事訓練を受けていたと報じました。
シリア危機は2011年、トルコやサウジアラビア、アメリカおよびそれらの同盟国の支援を受けた複数のテロ組織が、地域のパワーバランスをシオニスト政権イスラエルに有利に変更するため、シリア現体制に大規模な攻撃をしかけたことで始まりました。
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