国際人権団体アムネスティ、「パレスチナに対するイスラエルの行動は人類への犯罪」
4月 20, 2022 15:54 Asia/Tokyo
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが、シオニスト政権イスラエルをアパルトヘイト政権だとし、「イスラエルによるパレスチナ人への拷問や虐殺、また彼らの人権剥奪は『人類に対する犯罪』である」と表明しました。
ロシアのアラビア語チャンネル・ロシアアルヨウムによりますと、アムネスティはツイッターで、「アパルトヘイトは葬り去られた過ぎ去った歴史の一部ではなく、占領下にあるパレスチナの地で数百人のパレスチナ人らが毎日突きつけられているように、現在まで続いている現実だ」としています。
また、「当組織は、違法な殺害や正当な理由のない逮捕拘束、拷問、集団処刑に関するあらゆる報告を注視している」としました。
そして、「アパルトヘイト政権は、ある集団の人々の生命をほかの集団の人々の命より大事だと考えるものである。イスラエルはパレスチナ人の基本的人権の剥奪、殺害や拷問を行い、依然としてアパルトヘイト政権のままである。これらは人類に対する犯罪であり、終結されなれなければならない」と強調しています。
パレスチナ人に対しイスラエル政権が行っている行動は、アパルトヘイトの明白な事例にあたります。
その論拠として、アパルトヘイト犯罪の禁止及び処罰に関する国際条約の第2条には、「アパルトヘイトの犯罪とは、ある人種グループが別の人種グループへの支配を生み出し確立させる目的で、彼らを組織的に抑圧の対象とするような非人道的な行為を指す」と述べていることが挙げられます。