ナイジェリアで追悼行事参加者に攻撃 7人殉教・50人負傷
ナイジェリア北部カドゥナ州のザリア市で、同国の治安部隊と警察が市内の宗教施設・ホセイニーエでイスラム教追悼行事に参加していた人々を攻撃し、数十人の殉教者および負傷者が出る事態となりました。
2022年8月8日は、イスラム暦では1444年モハッラム月10日となり、アラビア語で数字の10を意味するアーシュラーと呼ばれる、イマーム・ホサインの殉教日にあたります。
アーシューラーはシーア派イスラム教徒にとって、イスラム暦61年(西暦680年)に起きたイマーム・ホサインの真理のための蜂起を思い起こす日です。イマーム・ホサインと彼の72人の誠実な教友たちはこの日、現在のイラク南部の町カルバラーにて、無能な圧制者であるウマイヤ朝の時の暴君・ヤズィードの送った数万人の軍隊と戦い、殉教しました。
国際通信イランプレスによりますと、ナイジェリア・イスラム運動殉教者財団(Shuhada Foundation of the Islamic Movement in Nigeria)のMaryam Gashua代表は、「8日月曜にザリア市で行われていた平和的なアーシュラーの追悼行進において、ナイジェリア軍が参加者らに発砲したことにより、少なくとも7人が死亡し、50人以上が負傷した」と発表しています。
ナイジェリアの人々は、自国の軍隊および治安部隊によるこのような行動を常に非難しています。
ナイジェリア軍は、アーシュラー追悼行進の参加者に攻撃を行った一方で、武装した盗賊団に対しては真剣な対処を取っていません。ナイジェリアの盗賊団は、国内の多くの地域で毎日のように罪のない人々を襲い、その財産を略奪するだけでなく虐殺も行っています。