NY株式データ、原油価格100ドルを予想
6月 11, 2016 22:09 Asia/Tokyo
アメリカの投資家らは、今後4年で原油価格は1バレル100ドルに達すると確信しています。
ブルームバーグはニューヨーク株式データに基づき、「2018年、2019年、2020年の石油契約は、それぞれ1バレル80、100、110ドルで取引される」としました。
価格設定がこれ以上になれば、この契約の保持者は利益を得ることになると見られています。
アメリカのメリルリンチ金融株商品研究所の所長は、「市場は今後2年、危機に直面するだろう。一部の投資基金は原油価格の急騰と市場の需要変化を考慮している」と語りました。
一部の投資家は価格の更なる上昇も予想しており、2018年には1バレル125ドル、2020年末には150ドルになるとしています。
この取引は、石油会社の経費削減の影響を受けた需要危機の予想を示すものです。
6月6日、原油価格は2015年11月の価格に達し、これはナイジェリアの原油供給における混乱から生じたものでした。
ロンドンでも、北海ブレントの価格は1バレル50ドル51セントに達し、ニューヨーク市場でも、WTIが49ドル56セントで取引されています。
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