プーチン大統領、「西側の対ロシア経済戦争は失敗」
(last modified Tue, 13 Sep 2022 07:41:07 GMT )
9月 13, 2022 16:41 Asia/Tokyo

プーチン・ロシア大統領が、「わが国を相手とした西側諸国の経済戦争は失敗した」と語りました。

去る2月24日にウクライナ戦争が勃発して以来、アメリカおよび、これに同盟するEUなどは、ロシアに対する大規模な制裁を行使しています。

ロシア・スプートニク通信によりますと、プーチン大統領は12日月曜、ある演説で「わが国は保護措置の実施により、西側の破壊的なやり方を退けた。その証拠に、経済分野のさまざまな指標は、わが国の経済活動が発展していることを示している」と述べています。

また、「ロシアの予算状況は、G20・主要20カ国地域やBRICS新興経済国のほかの構成国よりも好ましい状況にある」との見方を示しました。

そして、対外貿易での米ドル建ての排除・回避の必要性を強調しています。

米財務省は最近、「ロシア産石油輸入に際しての上限価格設定策の実施後も、ロシア産石油禁輸措置は続く」と指摘し、ロシア産石油を高値で購入する企業に制裁を加えるとて脅迫しました。

ロシア大統領府はすでに、ロシアがこの上限価格を遵守する国には石油を販売しないと強調しています。

 


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