原油価格が下落
(last modified Sat, 15 Oct 2022 11:37:17 GMT )
10月 15, 2022 20:37 Asia/Tokyo

エネルギー市場で、原油価格が下落しました。           

世界市場で取引される原油価格は15日土曜、世界的な需要見通しが弱まったことで、再び下落に向いました。

OPEC石油輸出国機構と非加盟産油国で構成されるOPECプラスの諸国は数日前、石油生産量を日量最大200万バレル削減することで合意しています。

IRIB通信によりますと、米国産のウェスト・テキサス・インターミディエイトの価格は土曜、3.93%下落して1バレルあたり3ドル50 セント安となりました。

欧州産主要銘柄の北海ブレント油も、1バレルあたり3.11%下落し91ドル63セントで取引されました。

これに先立ち発表されたOPECバスケット価格も、3.87%下落の3ドル77セント安、93ドル66セントとなっています。

石油市場アナリストの多くは、ウクライナでの軍事的・政治的紛争の継続、欧州によるロシア産石油・ガスへの制裁、世界的な燃料危機の悪化によって、原油価格が今年末までに1バレルあたり100ドルを超えるだろうと見ています。

 


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