英国防相、「保有核弾頭を260発まで増強」

イギリスのウォーレス国防相は、保有する核弾頭の数を260個まで増やすと表明しました。

イギリスでは貧困者が増え、経済状況が危機的になっているにもかかわらず、同国の政府関係者は現在、ロシアとウクライナの戦争を口実として、国民の資産で自国の核保有量を拡大しようとしています。

イスナー通信によりますと、ウォレース英国防相は2日水曜、議会の防衛委員会で、「自国の核保有数を現在の225発から260発に増やす」と述べました。

米政治メディアのポリティコは数日前に、米国防総省が、核爆弾B61-12の欧州配備を促進させ、12月までにNATOの基地に引き渡す意向であると報じました。

ロシアは、これまで何度も、このアメリカの意向は明らかに扇動的なものであり、核兵器廃絶に関する同国の表明に矛盾しているとしています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。