米CENTCOM司令官が、事実無根の対イラン疑惑を提起
(last modified Sun, 04 Dec 2022 07:27:39 GMT )
12月 04, 2022 16:27 Asia/Tokyo
  • マイケル・エリック・クリラCENTCOM司令官
    マイケル・エリック・クリラCENTCOM司令官

CENTCOM米中央軍の司令官が、西アジアに対するアメリカの内政干渉や戦闘行為を棚上げし、「イランが地域の情勢不安を扇動している」と語りました。

イルナー通信によりますと、マイケル・エリック・クリラCENTCOM司令官は、ペルシャ湾を含めた地域を担当とする米海軍第5艦隊が恒常的にイランを非難している中で、自国本土から数千キロ離れた西アジアの地に米軍が駐留していることにはまったく触れずに、「イランは依然として、西アジアでの情勢不安を引き起こしている主要因子だ」と述べました。

アメリカは、地域におけるイランの実力や影響力を常に恐れており、サウジアラビア主導アラブ連合軍によるイエメンへの7年間の攻撃を自国が支持していることについては、対イラン非難を定期的に行うことでこの侵略者側への支持を正当化しようとしています。

米海軍第5艦隊は3日土曜、イランに対する事実無根の疑惑を新たに提示し、「今月1日に、50トン以上の弾薬、ヒューズ、ロケット燃料を備えた1隻の漁船を、イランからイエメンに向かう海路にあたるオマーン湾で追跡した」と主張しました。

これに先立ち、サリバン米ホワイトハウス国家安全保障補佐官も、シオニスト政権イスラエルに同調するかたちで、オマーン海での船舶に対する無人機攻撃を理由にイランを非難しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem