1月 02, 2023 20:29 Asia/Tokyo
  • IMF国際通貨基金の専務理事
    IMF国際通貨基金の専務理事

IMF国際通貨基金の専務理事は、「今年、世界経済の3分の1は、景気低迷に直面するだろう」と予想しています。

イルナー通信によりますと、IMF専務理事を務めるクリスタリナ・ゲオルギエバ氏は、1日日曜、「2023年は、過去よりも大変なものである。それは、世界の主要な経済大国であるアメリカ、EU、中国の経済が同時に凋落の一途を辿っているからだ」としました。

また、「EU加盟国は、ロシアとウクライナの戦争により、甚大な損害を受けており、加盟国の大半が新年に景気後退に陥ることになるだろう」と述べました。

最近中国を訪問したゲオルギエバ氏は「今後数ヶ月間、コロナの再発は、同国の経済に打撃を与える可能性があり、これは地域、世界の経済成長を遅らせることになるだろう」と語りました。

同氏はさらに、「中国のマイナス成長は、地域や世界の経済成長率に否定的な影響を与えるだろう」と警告しています。

世界の経済成長率低下の主要原因として、ウクライナでの戦争、インフレ圧力、価格高騰の抑制を目的として連邦準備制度理事会によって操作されている利上げなどが挙げられています。

 


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