1月 30, 2023 20:20 Asia/Tokyo

オーストラリア・メルボルンで行われたテニス全豪オープンの男子シングルス決勝で、ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)がステファノス・チチパス選手(ギリシャ)を6―3、7―6、7―6で破り優勝しました。

ノバク・ジョコビッチ選手

 

米CNNによりますと、ジョコビッチ選手の全豪オープン優勝は10回目となります。また、4大大会の男子シングルスでの優勝回数は通算22回となり、ラファエル・ナダル選手と並び史上最多となりました。

ジョコビッチ選手は勝利を決めた後、勝利の重さと感情に圧倒され、観客席に赴くと涙を流し、ベンチに戻ってもタオルで顔を覆ったまま嗚咽していました。

ジョコビッチ選手は昨年、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐる状況からオーストラリアを離れ、大会に出場することができませんでした。また今年の大会では、ハムストリングを負傷していたほか、父親のスルジャンさんがロシア人の応援団と一緒にいるところを撮影されたことを受けて会場での応援を取りやめていました。
 

ノバク・ジョコビッチ選手

 

ジョコビッチ選手は優勝セレモニーで、今大会での優勝を「人生最大の勝利」とし、「状況を考えると、この大会は、人生でプレーしてきたなかでも最も難しい大会のひとつだった」と振り返りました。

なお、対戦相手のチチパス選手にとっては、4大大会の決勝進出は今回で2回目となり、最初に決勝に進出した全仏でも、ジョコビッチ選手に敗れて準優勝に終わっていました。

 


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