4月 30, 2023 19:26 Asia/Tokyo

米ホワイトハウス記者会が主催する恒例の夕食会が29日土曜、開催され、ジョー・バイデン大統領の高齢問題に絡めたジョークで会場は大盛り上がりとなった一方、バイデン氏がこれに巧みに反撃する一幕が見られました。

フランス通信によりますと、米テレビ番組「ザ・デーリー・ショー」に出演するコメディアンのロイ・ウッド・Jr氏は、バイデン氏が再選を目指す2024年の大統領選とフランスの年金改革で焦点となっている年金支給開始年齢を比較し、「フランスでは64歳まで働きたくないと抗議をしている。一方米国では、80歳の男性があと4年働きたいと言っている」と発言しました。

これには、そばに座っていたバイデン氏も大きな笑顔を見せる一方、保守系ケーブルテレビ局FOXニュースを所有するルパート・マードック氏(92)を引き合いに出し、高齢をネタにジョークを飛ばしました。

バイデン氏は「私がマードック氏のことを好きではないと思っているかもしれないが、それは違う。私を(29歳のポップスター)ハリー・スタイルズのように見せてくれる男性をどうして嫌いになれるだろうか?」とコメントしています。

また、放送中の性差別的・年齢差別的な発言で米CNNテレビを解雇されたドン・レモン氏にも触れ、「私を高齢と言うが、それは経験豊かということ。老いぼれたと言われるが、私が博識ということだ。レモン氏なら、『バイデンは最盛期だ』と言うだろう」と巧みに切り返しました。 

 


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