ロシアがウクライナに警告、最近の無人機攻撃めぐり
(last modified Thu, 04 May 2023 10:57:34 GMT )
May 04, 2023 19:57 Asia/Tokyo

ロシア外務次官が、同国大統領府に対するウクライナのものとされる無人機攻撃を受け、ウクライナによるいかなる攻撃も悲惨な結果につながると警告しました。

ここ数週間、ロシアではウクライナによるとされる攻撃と破壊工作の件数が増加しています。先週はロシア西部ブリャンスク州で、破壊行為と簡易爆発装置の爆発により、貨物列車が脱線しました。同国レニングラード州の発電所の1つもこの爆発により損傷を受けています。

3日水曜にも、ロシアに対する2回の無人機攻撃が行われました。最初は、ロシア大統領府(クレムリン宮殿)に対する無人機攻撃で、ロシア政府は同国のプーチン大統領暗殺を目的とした攻撃が撃退され、負傷者は出なかったと表明しています。その後に、南クラスノダール地域イルスキーにある製油所のタンクに対する無人機攻撃により、この施設で火災が発生しました。

一方、ウクライナ側はこれらの無人機攻撃への関与を公式に否定していますが、ロシアは必要ないずれの時期と場所において報復する権利を留保すると表明しています。

ロシアのガルージン外務次官は同国の新聞イスベスチャのインタビューで、「ウクライナとこれを導くアングロサクソンの指導者らは、『ロシアの戦略的敗北』を望んでいる一方で、和平交渉のすべてのイニシアチブを正道から脱線させている」と語りました。

また、「ロシアとして、紛争におけるあらゆる情勢変化に対応する用意がある」とし、「ウクライナとこれを支援する西側諸国に対し、彼らの企みがもたらす憂うべき結果について警告する必要がある」と述べています。

 


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Parstoday.ir/ja