原油先物は上昇、堅調な米燃料需要が支援

アジア時間の原油先物が上昇し、米燃料需要が堅調となり、米デフォルト（債務不履行）懸念を打ち消した形となっています。

ロイター通信によりますと、００１５ＧＭＴ（日本時間午前９時１５分）時点で、ヨーロッパ産主要銘柄・北海ブレント先物は０．２６ドル（０．３４％）高の１バレル＝７６．６７ドルに、また米ＷＴＩ原油先物は０．２８ドル高の７２．８４ドルに達しました。

EIA米エネルギー情報局が１０日水曜に発表した週間石油在庫統計によりますと、ガソリン在庫は３２０万バレル減少し、市場予想の１２０万バレル減よりも大幅な落ち込みとなったほか、留出油在庫も減少しました。

米国のジェット燃料需要が２０１９年１２月以来の高水準となった一方、米国では連邦債務上限引き上げを巡り、共和党が依然として支出削減を求めており、与野党の対立が続いています。

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