米大統領補佐官、「バイデン大統領の原爆投下謝罪はない」
(last modified Thu, 18 May 2023 07:55:08 GMT )
May 18, 2023 16:55 Asia/Tokyo
  • バイデン大統領
    バイデン大統領

アメリカのサリバン国家安全保障担当大統領補佐官が、同国のバイデン大統領がG7サミットで広島を訪問する際、原爆投下に対して謝罪する予定はないと記者団に語りました。

サリバン大統領補佐官は、「大統領は表明を行わない。彼はG7のその他の首脳陣とのイベントに参加するだけだ。彼の考えでは、これは2カ国の事柄ではない。G7の首脳陣は、歴史と広島出身の岸田首相への敬意を表するためにやってきたのだ」と述べました。

一方、これに先立ってロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官は、17日に行ったブリーフィングで、「G7広島サミットのテーマとしてロシアによる『核の脅威』が挙げられていることは、常識的に考えてシニシズム・嘲笑だ」と非難しながら、日本の広島と長崎に原爆を投下して、世界で唯一生きた人間を対象に核実験を行った国が米国だったことを強調しています。

G7として知られる、世界で最も経済力を持つ7か国の首脳陣は、日本の広島において今月19日から21日までサミットを開催します。

 


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