プーチン大統領、「イランの核活動に対する西側の偽りの主張は終わった」
7月 01, 2016 17:22 Asia/Tokyo
ロシアのプーチン大統領が、イランの平和的核活動に対する西側の偽りの主張は終わったとしました。
イルナー通信がモスクワから伝えたところによりますと、プーチン大統領は、30日木曜、海外駐在のロシアの大使や代表と会談し、西側、特にアメリカが、イランの平和的核開発を軍事的な脅威としていたことを批判すると共に、「現在、イランに対する偽りの主張は終わった」と語りました。
また、「アメリカのミサイル防衛システムのヨーロッパ配備を正当化するための、“イランの核の脅威”とされる主張は、過去のものとなった」としました。
プーチン大統領によれば、ロシア政府も、東ヨーロッパにおけるアメリカのミサイル防衛システムの配備に対抗するため、必要な措置を講じるということです。
プーチン大統領はさらに、上海協力機構へのイランの加盟を歓迎し、「パキスタンとインドの加盟が済み、今度はイランの番だ」と語りました。
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