米下院で史上初の議長解任
(last modified Wed, 04 Oct 2023 10:13:55 GMT )
10月 04, 2023 19:13 Asia/Tokyo

アメリカ下院で、マッカーシー議長の解任動議が可決され、同国議会の混乱に拍車がかかっています。

ロイター通信が4日水曜、伝えたところによりますと、米下院で3日、共和党保守強硬派のマット・ゲーツ議員が提出した議長解任動議が、216対210の賛成多数で可決され、史上初めて議長が解任されることになりました。

下院は共和党が多数派ですが、今回の議長解任には同党の議員8人が支持に回りました。

アメリカ議会は先月30日、当面の予算執行を続けるためのつなぎ予算案を民主党と共和党の超党派で可決につなげ、政府機関の閉鎖がかろうじて回避されたばかりでしが、そこから保守強硬派の不満が起き、共和党内の内紛につながることになりました。

同国のメディアもこの件については、議会がこの内紛で混乱しその機能もしばらくの間停滞すると、大きく伝えています。

 


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