ロシア、「ガザ関連で米が取る姿勢により安保理機能は麻痺」
(last modified Tue, 14 Nov 2023 10:43:51 GMT )
11月 14, 2023 19:43 Asia/Tokyo
  • ロシア外務省
    ロシア外務省

ロシア外務省が、「パレスチナ・ガザ地区での民間人の犠牲に関する世界的な警告にもかかわらず、この地域に対する米国の取る姿勢により、国連安保理は麻痺し機能不全に陥った」としました。

イスナ―通信によりますと、ロシア外務省は声明を発表し「全ての国連代表が共にガザでの即時停戦を要求しているが、アメリカは安保理で拒否権を行使し、西アジアでの流血の終結に向けた国際的な取り組みを妨害している」としています。

この声明ではさらに、「今のような状況に対して、安保理は米国の取る姿勢のために、自らの直接の義務を履行できず、機能不全に陥っている」とされています。

一方、シオニスト政権イスラエルは、ガザを含めたパレスチナ領土に関して国際法を遵守する義務を負っています。

ロシアのポリャンスキー国連次席大使も13日月曜、「ガザでの戦争は、西側諸国の矛盾した行動を示すものである。彼らは、イスラエルの行動をありのままに口にする勇気すらない」と語りました。

また、「アメリカとその同盟国の妨害により、ガザ地区での戦争終結に向けた新たな決議案の策定やそれに必要な起草でさえも中断されている」と述べました。

 


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