12月 23, 2023 17:13 Asia/Tokyo

フランスが西アフリカ・ニジェールに駐留させていた自国軍の最後の一隊を撤収させ、同国におけるフランス軍の駐留が完全に終了しました。

国際通信イランプレスによりますと、フランス駐留軍の最後の一隊は22日金曜、ニジェール軍上級司令官らが出席し同国首都ニアメ空軍基地で開かれた式典とともに同国を離れました。

ニジェールからのフランス軍撤退プロセスは、今年10月から始まっていました。

ニジェールでは、今年7月にフランス寄りの前政権に反発したチアニ将軍の主導で祖国防衛国民評議会が権力を掌握してより、国民が自国におけるフランスの政治的・軍事的介入の終結を求めて首都ニアメで毎週のように集会やデモを行ってきましたが、ようやくこの歴史的な勝利が達成されることとなりました。

フランス軍が軍用貨物機1機に最後の一隊を載せてニジェールから完全に撤退したことにより、同国の政治の歴史は新たな段階に入りました。

ニジェール現政権と同国の国民は、自国の領土保全および政治・軍事・経済面での独立維持を常に強調してきました。

これに先立ちニジェールの人々は、同国から駐留フランス大使が出国した際にこれを祝いながら、フランス軍の完全撤収が実現した時は二度目の勝利を祝うと強調していました。

 


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