韓国大統領がTHAADミサイルシステムの配備を支持
7月 11, 2016 19:13 Asia/Tokyo
韓国のパククネ大統領が、THAADミサイルシステムの韓国配備に関するアメリカの決定を支持しました。
韓国・ヨンハプ通信が同国のソウルから伝えたところによりますと、パク大統領は11日月曜、「韓国は繰り返し、THAADミサイルシステムは北朝鮮以外の国を標的にすることはなく、また第3国の安全保障の利益を弱めることはないと表明している」としました。
パク大統領はまた、最近行われた潜水艦弾道ミサイル実験など、北朝鮮の絶え間ない挑発行為に触れ、北朝鮮は韓国にとっての明らかな脅威とみなされていると主張しました。
韓国とアメリカは、およそ5ヶ月間の協議のあと、最終的に8日金曜、THAADミサイルシステムの韓国配備に合意しました。
この決定は、中国とロシアの怒りを引き起こしました。
両国はこのミサイルシステムが自国の安全保障上の脅威になると考えています。
北朝鮮軍も、11日、声明を発表し、韓国にTHAADミサイルシステムが配備された場合、それに対して物理的に対応するとしました。
北朝鮮軍はまた、指令が出ればすぐに、報復攻撃を行い、韓国は火の海と化すだろうと警告を発しました。
THAADミサイルシステムは飛行中の弾道ミサイルを追跡するため、高高度まで上昇するミサイルシステムです。
この中で、韓国の人々は、このミサイルシステムによる電磁波の影響を懸念しています。
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