ロシア首相、「イスラム教は我が国の歴史的遺産とは不可分のもの」
9月 22, 2024 19:04 Asia/Tokyo
ミシュスチン・ロシア首相が21日土曜、「イスラム教はわが国の歴史遺産とは不可分のものある」と強調しました。
ミシュスチン首相は、第8回ロシア・ムスリム学者会議および第20回国際ムスリム・サミットの参加者に宛てたメッセージの中で、ロシアが多民族・多宗教国家であることを強調し、「我が国では、すべての人々の宗教的信念に対しゆるぎない敬意が払われる」と述べました。
パールストゥデイによりますと、ミシュスチン首相はこのメッセージの中で、ロシアの古くからある宗教の一つとしてのイスラム教に言及し、次のように述べました。
「イスラム教はロシアの歴史的遺産とは不可分のものである」
ミシュスチン首相はさらにこのメッセージで、ロシアのイスラム学者の代表団の役割を、宗教間の対話及び諸宗教と当局間の建設的な協力を改善する上で「貴重」なものだとしました。
イスラム教はロシアで二番目に信仰する人数の多い宗教であり、同国には約2000万人のイスラム教徒が暮らしています。