ロシア外相「米は世界で紛争を激化させるだけ、西側諸国は武力以外の言語を理解しない」
9月 25, 2024 17:57 Asia/Tokyo
ロシアのラブロフ外相が、「ウクライナとパレスチナ・ガザ地区での紛争激化は米国の行動の結果である」と指摘し、「アフガニスタン、イラク、シリア、リビア、バルカン半島、ウクライナ、コーカサス、中央アジア、南シナ海の諸問題への干渉はこれらの地域の状況を悪化させるだけである」と語りました。
【ParsToday国際】ラブロフ外相は、米ニューヨークでの第79回国連総会を前に、「ウクライナとガザ地区の状況は、米国が『問題を解決する』と主張しながら、世界中で紛争を煽っているに過ぎないことを示している」と強調しました。
ラブロフ外相は、「西側諸国は別の言語を理解しないため、西側諸国がウクライナで始めた代理紛争ではロシアが勝つだろう」と付け加えました。
さらに国連を批判し、「国連は西側兵器によるロシア西部クルスク地域への攻撃については沈黙を守りたいと考えている」と述べました。
加えて、「EUとNATOの主は東欧諸国を信頼していない」とし、「多くの国は西側諸国が信頼できない存在であることを理解しており、それゆえに対ドル依存を減らそうとしている」と語りました。