ロスアトム「イラン・ブーシェフル原発は稼働中」/ガスプロム社、シベリアから中国を結ぶパイプライン建設へ
9月 03, 2025 06:52 Asia/Tokyo
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イラン南部のブーシェフル原発
ロシア国営原子力企業「ロスアトム」のアレクセイ・リカチョフCEOは、イラン南部のブーシェフル原発は現在稼働中であると述べました。
【ParsToday国際】リカチョフCEOは2日、ロシアメディアの取材に「ブーシェフル原発は750億キロワット時の発電量を誇る」とした上で、同社が協力している2・3号機の建設工事についても、6月のイスラエル・米国によるイラン攻撃の影響は受けておらず、予定通り進んでいると説明しました。
ロシア、中国への天然ガス供給を拡大
ロシア国営・ガスプロム社は2日、現在1本のパイプラインを経由している中国への天然ガス供給について、供給量の増加と新たなパイプライン「シベリアの力2」の建設に合意しました。
同社のアレクセイ・ミレルCEOによると、この合意で現在「シベリアの力1」で中国に供給している天然ガスを年間380億立方メートルから440億立方メートルに増やすほか、年間500億立方メートルの供給が可能な新パイプライン「シベリアの力2」を建設するということです。
シベリアの力2は、ロシア・シベリア地方北部のヤマル半島にあるガス田を起点とし、モンゴルを経由して中国までを結ぶ計画だということです。
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